次回登山に向け備忘録も兼ね当方装備を以下に紹介したい。
<ウエア関連>
私の場合モンベル製品がほとんど。個人的には絶大な信頼を寄せている。長く使用しているものもあるのでカタログ落ちしている製品もある。ご了承をば。
・ハニカムクール ロングスリーブTシャツ
これ超お勧め。アウトドア関連何にでも使える。ロンTなので釣りやツーリング時の日焼け防止にも。暑ければ腕をまくればOK。ハニカムメッシュのため風通しも良く夏でも快適。登山の時はこれをいつもアンダーウェアとして使用している。あまりに便利なため色違いの2枚目を購入。
・ライトシェル
アウターでも中間着でも使用可能。これもロンTと並びアウトドアでの汎用性は非常に高い。薄い割に保温性も意外に良い。収納も付属のスタッフバックで掌に収まるサイズになるのでザックの中でもかさばらない。
・フレネイパーカ―
裏地なしでゴアテックスラミネートされているアウター。換気機能も備えているのでこまめな温度調節が可能。夏富士登山5合目スタート時は(好天の場合であれば)これとロンTで保温は十分賄える。防水に関しても今回の登山で十分信頼性を実証してくれた。今回のような暴風雨下においても、とにかく中は濡れない。強いて言えば袖部分からの雨水侵入が今後の対策課題か。コンパクトに収められるスタッフバッグ付き。
・ジーンズメイトのワークパンツ
2000円で購入したワークパンツ。価格の割に機能性に優れ、なんと裏地はメッシュ。ポケットも沢山供えられており。耐久性も2000円とは思えないほど高く初回や今回の富士登山始め何回もの紅葉登山にも耐えかねており、無傷のまま今シーズンで6年目突入。
・ツオロミブーツ
ゴアテックスラミネートが施された登山靴。今回の暴風雨下においても水の侵入はほぼ皆無。前回(一昨年)の富士登山下山時にソールがはがれたが修理に出し昨年現場復帰。購入して(たぶん)今年で11年目。まだまだいけます。
・U.L.ダウンジャケット
重さがTシャツ程度と軽いにもかかわらず保温性も高く収納も付属のスタッフバッグで手のひらサイズ。ライトシェルと一緒にザックの中に忍ばせている。ポケットもあるので普段着としても使用可能。かなりおすすめ。
<装備系>
命を預けるものなので少々無理してでも信頼性の高いものを購入した方がよろしいかと。実際品質の高いものは長く使え結果的にコストパフォーマンスも高い!?
・雨具
私の場合上半身はフレネイパーカ―が補ってくれるので、下のみを準備している。ストームライダーの下。
かつての単車東京~大阪土砂降り行程でも抜群のパフォーマンスを示してくれた実績から登山においてもいつも雨具として活用させてもらっている。裾が広いので登山靴をはいた状態でも装着脱可能。防水グローブも単車用のものを流用。ネオプレーン素材なので防水性は抜群なのだが、アウター袖とグローブの隙間から侵入する雨水に関しては成すすべもない。何か良い方法はないものか思案中。
・ディライトパック25
軽量が最大の特徴。但し背中部分の換気機能がなく背負っていると背中が蒸れる。また、防水についても信頼性が低いことが今回わかった。買い替え含め検討中。キャメルバッグ等のハイドレーションシステム装着可能。
・ハイドレーションシステム(キャメルバック)
私は2リットル(実際は1.9リットル程度しか入らない)のものを所持。登山中手軽に水分補給できるので便利故おすすめ。残量計はオプションだがそろえておいた方が無難かと。常にザックの中に「水筒」があることになるので残量が目視できず、気付いたら水が底をついてしまったなんて言う失敗も大幅に軽減できる。
・ポール
モンベルのベントグリップポールを愛用している。もう15年以上使っておりカタログ落ち。最新のものはクッション機能など備わっており快適性も大幅に向上とか?足にかかる負担を分散できるので脚部疲労を抑えることができる。徒歩時の安定感も高まるので転倒などの危険も軽減。
・小物一式
携帯タオル、アーミーナイフ、ヘッドライト(予備電池も)、ラジオ、電池式携帯電話充電器、耳栓、アイマスク(バンダナ)、全天候型腕時計(カシオプロトレックはソーラー電波時計で且つ高度計やコンパスなどの機能が備わっているのでおすすめ)、エコトイレットペーパー、ゴミ袋。ヘッドライトとゴミ袋は必須!
・マスク、グローブ
今回は出番がなかったものの、晴天時の下山道はとにかく砂埃が激しい。対策無しだとのどを痛めること間違いなし。実際前回喉を痛めた経験あり。グローブも必要。夏とは言え高所故気温一桁になることも日常。
・携行食
高カロリーでかさばらないものがおすすめ。桃缶はアメトークで勝俣先輩が頂上で食べると本当においしいと言っていたので購入するも今回実現ならず。次回に期待(笑)
・ファーストエイドセット
主に外傷用装備を備えている。テーピングについては怪我以外にも色々と役立つ。実際前回の富士登山下山時にソールがはがれてしまった時もI先輩からテーピングにて応急処置を施して頂き無事下山出来た経験もある。下痢止めはお守りのようなもの。富士山は山頂付近になるとトイレの数も激減しトイレ待ちの大渋滞が常時発生している。当然「野ぐそ(小便)」禁止だが万一しようとしても隠れる場所が全くなく脱糞放尿シーンを人目にさらす羽目になる。
・その他
小銭、カメラ、健康保険証、運転免許証、携帯電話。小銭は百円玉を大量に準備すると吉。理由はトイレ。トイレを使用するのに200円かかる。1000円投入してもお釣りが出てくるわけでもないので小銭を多めに準備するに越したことなし。前回泣く泣く500円を投入した経験あり(苦笑)。他に携帯酸素等もあるといいらしいが今のところ高山病にかかったことないので私は持参していない。1時間単位での高地順応と深い呼吸、そして十分な睡眠。これが高山病を予防するポイントらしいが…
とまぁこんな感じの装備で挑んだ今回の富士登山ではあったが、悪天候のもとでは「死」すら予感することとなった。今回の件を教訓に以下装備を補充すること検討したい。
①ザックの防水性向上
パックカバーは必須。買い替えも視野に検討。
②エマージェンシーシート
いつもは持ちあるいているのだが今回失念してしまった。
かさばるものでもないのでお守りとして忘れず持参する。
③ツェルト
元八合目で利用しているグループがいた。風雨をしのげるだけでも疲労度は大きく違う。やはりお守りとして持参するに越したことはない!?